主に高齢者にみられる、硬膜と脳の間に血腫が緩徐に形成される疾患。アルコール常飲者の高齢者の男性に多い。また、頭を強打して血管が損傷するなどの外傷的な事項でも発生する。数週間か数ヶ月前に頭をぶつけた等の既往歴があり、しばらく全く異常がなかったものが、だんだん痛みだし、片麻痺、意識障害が徐々に出現・進行してくる。認知症に似た症状もみられる事から混同されてしまう場合もある。